♪　昭和の名機復活！ラックスSQ38D

♪　昭和の名機復活！ラックスSQ38D>その他もあります　クリック
ラックスの管球プリメインアンプ、芸術的銘機ＳＱ３８Ｄです。3極出力管6RA8をプッシュプルで作動させ出力は10W×2を得ています。真空管アンプを語るにはこの機種を外せないのではと思います。雑誌などで著名な評論家のリスニングルームの写真に写っていたりします。 本機は全部品を取り外し点検の上組み立て調整したアンプです。 交換した部品は、出力管ソケットをタイト製に他はベークライト製新品に全交換、全電解コンデンサ、カップリング等の全オイルコンデンサー、抵抗値の変わった抵抗やＤＣバイアス・バランス用半固定抵抗、全配線・ラグ端子、細いひび割れた電源コード・ヒューズフォルダー、音量・音質用全ＶＲ等の部品を交換しました。それと半田手直しや，スイッチ類の接点を洗浄点検しました上で回路電圧・オシロによる波形等の確認、バイアス・バランスの調整を行い初期の状態に近づけました。（バイアス回路はL・Rｃｈきめ細かく調整できるよう分離した回路に部品ごと取り換えました） 修理後半年メインとして音楽を楽しんできましたがアンプを入れ替えたため出番が無くなり又アンプが増えたため、不用品として出品します。 出品前に各電圧やバイアス・バランスを確認して性能をチェックしました、プレートに346Vバイアスは-32 V/25ｍAとし、最大出力はオシロで観測波形が歪む手前でLch・12.7W、Rch12.8Wと出力管・出力トランスは十分に良い状態です。歪み率は1W出力で0.11%、10W出力でも0.33%と真空管アンプとしては優秀です。10Wの出力は現代アンプと比べ小さいように感じますが、真空管は底力が有り家庭で使うには出力不足は感じられません。周波数特性も20Hzから30KHzまでほぼフラットと初期の性能に近いと思います。それと、特にラックスの出力トランスは劣化（巻き線の高抵抗化）が心配されますDC抵抗ですが Lch P1～B 174.6Ω、P2～B 182.3Ω、Rch P1～B 174.5Ω、P2～B 182.7Ω、巻き線間・ケース間の絶縁等は∞と良好です。 全真空管は出力管を含め手持ちの真空管試験機で正常動作範囲内を確認いたしました。 各入力、各切り替え、コントロールの動作は問題ありません。ＭＣカートリッジも即使えます。ノイズやハム音は低くスピーカーに耳を近づければ僅かに聞こえる程度です。AC入力ライン側の絶縁は対アース、500Ｖメガーで100MΩ以上と良好です。希少な出力管6RA8はゲッターも写真の様に有りまだまだ十分で使えるでしょう。外観ですが、フロントパネル、つまみなどに傷は有りますが綺麗な方だと思います。ウッドケースは剥がれや欠け・割れ退色がありましたので補強・補充等を行いサンダーの上にニス塗りを行いましたが少しむらがあります。バックパネルのさび落としでレタリングが薄くなっている箇所もあります。またケース上部後方の放熱用網鉄板はありませんでしたので自作品です。 以上現状動作品ではありますが製造より約半世紀を経過した年代物ですので何時如何なる不具合を発症するかは不明です、その事の御理解をお願いすると共にメンテナンス出来る方の御入札をお願いします。又到着時音が出ない、使えない機能等が有る以外はＮＣ，ＮＲでお願いします。また今後の故障やメンテナンス等の相談はお受けします。仕様書や電圧等を記入した回路を添付します。落札後２４時間以内に連絡をお願いいたします。
(真空管 アンプ)現在の価格、詳細はこちら>その他もあります　クリック

新着チェックはこちら