吉次作 日本刀 刀剣 脇差 新刀 筑前 肥前 肥後拵入 御守刀
御守刀 脇差 吉次作 肥後拵入 【種別】脇差
【銘】吉次作(登録証は吉次となる)
【長さ】54.6cm 約一尺八寸
【反り】1.4cm 約四分半
【目釘穴】1個
【元幅】3.05cm 【元重】0.6cm
【先幅】1.95cm 【先重】0.4cm
【形状】鎬造り 庵棟
【地鉄】小板目肌
【刃文】沸出来の湾れ基調に互の目交じる、砂流し、金筋、足入る
【帽子】掃き掛け小丸
【茎】生在銘 切り鑢目 栗茎尻 角棟
【はばき】鍍金銅一重 白鞘無し
【外装】黒呂色漆塗鞘脇差拵 肥後拵 鉄地長丸形肥後鐔 赤銅石目地縁頭
葵図目貫 赤銅魚子地土筆図小柄 穂の銘関金重 柄巻革 小尻に蕨図金具
【登録記号番号】熊本県第20533号 昭和39年3月12日交付(照会済)
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この脇差は茎に吉次作と銘があります。銘鑑には多数の吉次が掲載されていますが、
作風より江戸初期、九州の肥前や筑前の吉次ではないかと思います。鑑賞で刀身を
楽しめますし、外装の肥後拵も好ましいものです。御守刀に、コレクションにいかがでしょうか。