傑作注文打現代刀赤松一門総帥木村兼重2尺5寸3分
虎徹写傑作注文打現代刀赤松一門総帥木村兼重2尺5寸3分身幅3.5cm
種別:刀
長さ:76.8cm(2尺5寸3分)
反り:2.2cm
目釘孔:1個
以下すべて約
元幅:3.5cm
先幅:2.7cm
元重:7.5mm
先重:5.5mm
銘文表:木村兼重造
銘文裏:写真の通り
刀身重量:930g
肥後住兼重は本名も(木村兼重)といい、熊本県八代市二見町に鍛刀場を設け、戦前戦後と数々の名刀を鍛えていた。
昭和十七年栗原昭秀に入門、戦前は軍刀を作刀、非常によく良く切れると評判になり、当時の聖位刀匠位列では大業物として認められ名を高め、また戦前の最高名誉である国工院会員名誉宗匠にも選ばれる。
もともと木村家は、人吉藩に仕えた抱鍛冶の家柄であり、その伝統は木村兼重から嫡子へと伝えられ、長男が、赤松太郎兼嗣(木村兼定)、二男が赤松太郎兼照(木村兼弘)、三男が、赤松太郎兼裕(木村 馨)。兼重長男兼照の嫡子、長男兼光(光宏)と次男兼幸(安宏)も刀匠となる。写真赤松一門家系図参照