Gibson 1950年製 LG-2 ギブソン 激鳴りスキャロップブレーシング


Gibson 1950年製 LG-2 ギブソン 激鳴りスキャロップブレーシング



Gibson 1950年製 LG-2 ギブソン スモールピックガードです。
シリアル番号が薄くなっており、読みにくいのですが、おそらく頭文字の数字がアルファベットではなく、5から始まっております。
ロングサドル、スキャロップXブレーシング、レギュラーネック、19フレット、スモールピックガード、ブロックロゴ使用から見ても、1948年から1951年に作られたLG-2である事は間違いないと思います。
スキャロップされたXブレーシングだけあって、ビックリするぐらい爆発的なサウンドで鳴ってます。
かなり弾き込まれているので、音が乾きまくっており、一音一音に凄い存在感あり、Martinのギターとは違った、この年代のLG-2独特のきらびやで芸術的に美しい音しております。
確実にブレーシングがスキャロップされているこの年式でしか味わう事の出来ないサウンドだと思います。
私的に思いますが、スモールボディギターの一番良かった時代はこの年式のLG-2だと思います。ギブソンのスモールボディギターの完成形ではないでしょうか。最高のギターです。
画像でも確認出来ると思いますが、この年式から考えたらコンディションはかなり良好と思います。
私から見る限り、問題となるような木部のクラックは無いと思います。(細かい見落としがあったらすいません。)
ペグが交換されております。
おそらくですが過去にブリッジを再接着していると思います。
(1950年に作られ、今現在まで、65年もの年月が経過していれば必ずブリッジの再接着は必要になってくると思いますし、ブリッジの浮きも隙間も無くしっかりと接着されている事が大切だと思います。)
その他、年数が経過しておりますので、ビンテージ特有の若干のトップの持ち上がり、弾き傷や打痕、塗装のウェザーチェック、塗装の劣化などございますが、
トラスロッドもしっかりと効き、ネックの状態も良く、ギターとしてしっかりしておりますので、使用していただくには十分楽しんでいただけるギターです。
何より、この年代でしか出せない味のあるカッコよい見た目や雰囲気や素晴らしいサウンドなど、オンリーワンの素晴らしい価値をもっているギターと思います。
ネックの状態良好です。
ナット幅はおよそ4、2cmのレギュラーネックです。
フレットもまだ交換せずに使えるぐらいはしっかり残っております。
弦高は6弦の12フレットでおよそ2.8mm、1弦12フレットで2.2mmにセッティングしております。
ネックの状態も良好で、サドルの高さもあります。


Gibson 1950年製 LG-2 ギブソン 激鳴りスキャロップブレーシング