Gibson 1962年製 LG-1 ギブソン スモールピックガード
Gibson 1962年製 LG-1 ギブソン スモールピックガード
シリアル番号79955
貴重なレギュラーネック、薄ピックガードの60年代初期のLG-1です。
この後の年式あたりから厚みのあるラージピックガードと変更されていきます。
50年代後半の雰囲気を残す、渋いタバコサンバーストが最高にカッコいいです。
本当にラダーブレーシングか!?と疑いたくなるぐらい、爆発的なサウンドで鳴ってます。
スモールボディを感じさせない音の迫力やパワーがありますし、何より音の深みが感動的です。
1音1音にはっきりと存在があり、音のバランスも良いですし、ハイポジションでもめちゃくちゃ音抜けます。
今まで、50年代のLG-1ではこういう鳴り方をするLG-1に出会った事がありましたが、62年製でここまで音に深みのあるLG-1に出会ったのはこのギターが初めてです。
過去にトップとバックのセンターの繋ぎ目が開いたのを再接着されております。(もともとLG-1は構造上、センターシームが無いので開きやすいですがしっかりと接着されている事が大事と思います。)
ピックガードの縮小による軽めのクラックリペアございます。(この年式のセルロイド材のピックガードには必ずといっていいほど出来てしまうクラックです。)
かなりの年数が経過しておりますので、細かい傷や打痕、塗装のウェザーチェック、ビンテージ特有のトップのブリッジ周りの凹みや持ち上がりございますが、
トラスロッドも効き、ネックの状態も良く、ギターとしてしっかりしているので、使用していただくには十分楽しんでいただけるギターと思います。
ネックの状態良好です。問題となるようなネックの反りはありません。
ナット幅約4.2cmです。
叩いた感じブレーシングもしっかりと接着されていると思います。
フレットもまだ交換せずに使えるぐらいはしっかり残っております。
弦高は6弦の12フレットでおよそ2.8mm、1弦12フレットで2.2mmにセッティングしております。
※私のギターに対するモットーは、弾きやすく良い音である事です。ギターが下手だからこそですが(笑)
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