本阿弥光徳金象嵌郷『江』義弘慶長六年折紙留帳写本阿弥琳雅鞘書


本阿弥光徳金象嵌郷『江』義弘慶長六年折紙留帳写本阿弥琳雅鞘書



銘文『(金象嵌銘)江』 種別 刀 長さ 72.1センチ  反り 1.8センチ 元幅30ミリ 元重6ミリ  先幅21ミリ 先重5ミリ 刀身のみ693グラム (すべて約です)

当方の出品物は委託者様に必ず売り切る許可をいただいております。( 当方は純粋に委託で売り切りを請け負っているため、利益が出なければキャンセルする業者様とは違いますので、どうぞ御安心して御入札を頂ければと思います。 )
九代本阿弥光徳の名判金象嵌が入り、余程の名刀でなければ滅多に鞘書きをしない本阿弥林雅先生の鞘書きで研磨もした旨が書かれているようです。
流石に現在では滅多に見れないような素晴らしい研磨で秘中の秘で保管されていた刀剣です。また、本阿弥の慶長六年折紙留帳に記載されているようで慶長折紙があった事も分かります。その際の写しを林雅先生が書いておりますが、伊豆殿より金二百枚と有り、当時の伊豆守は 有名人が数多く居ることから特定はできないが、そのどこぞの城主伊豆守殿が本阿弥光徳に鑑定を依頼し、郷(江)と極めてもらい折紙をもらって金象嵌を入れていることがわかります。
余程、身分が上の方に献上、はたまた逆に身分が上の人から拝領したのではないでしょうか。
徳川実紀などを調べると引っかかるような気がします。私が今まで扱った刀剣でも特に群を抜いている一振りであり、博物館や美術館に行っても滅多にお目に書かれるようなものではない出来をしております。地肌良く詰み美しい松川肌で写真では、全部余すことなく、下から帽子まで細かな激しい働きが入り続いているので、全く写りませんが、金線凄まじく、砂流し、沸、湯走りなどありとあらゆるものが、凄まじく入り続け、これ以上の働きは見たことがありません。
また号も名物雲海という名が付いているようで最高のステージが揃っております。本来早い時代に世に出てれば、国宝に指定されていると思います。
ハバキは金着せ二重です。

郷義弘は正宗十哲の一人であり、相州正宗、粟田口吉光とともに天下三作と呼ばれ後世に与えた影響は大きく天下の名工です。
刀袋付
落札後、銃砲刀剣類所持等取締法にもとづき都道府県の教育委員会に所有者変更の届出を行ってください。 登録書は教育委員会へ照会確認済みです。
刃切れは勿論返品可能で刃切れはありませんが、依頼品のために時間がたちすぎると依頼者様次第では返品が出来なくなってしまうこともあります。こちらでも完全に確認はしておりますのでご安心いただきたいですが数年や数カ月過ぎてからというのは御約束できません。お願いいたします。
発送は佐川急便着払いのみとさせていただきます。
神奈川より発送 尚保障希望の方 保険料 1万円ごとに10円加算  
例)30万円の御品を御送りする場合は、全額保証の保険料として送料+別途300円がかかります)
御質問頂いた場合に即答出来ない事があるかと思いますが分かる範囲で誠意を持ってお答えさせて頂きます。画像や説明文において御不明点がある場合には入札前に必ず御質問頂き納得の上でのご参加お願い致します。因みに鞘などの消耗品は木の経年の為新品と同じではない場合がございます。見かけ以外の使用に対して問題がある場合は別途説明させていただきますので御理解頂ければと思います。最低落札価格を設定せず、落札価格にてお譲りしたいとの依頼者の方の意向ですので、特別な説明がない場合は落札後2日以内に御連絡頂き、4日以内にご入金いただける方のみご参加下さいませ。 最低落札価格なしの1000円スタートですあくまで現状での販売ですのでお取引後のクレーム・返品・入札の取り消しは委託品の為、お受け出来ませんのでご了承下さい。入札及び落札された方は取引条件了解と判断させて頂きます。なお説明解釈等の過ち記述の誤り等はご了承ください。
(2015年 4月 13日 12時 52分 追加)
刃の働きが最初から帽子まで入り続け、逆に写真にうまく写りません。実物は写真より数千倍素晴らしいと間違いなく言えると思います。


本阿弥光徳金象嵌郷『江』義弘慶長六年折紙留帳写本阿弥琳雅鞘書