芝辻傳左衛門 火縄銃 火縄式銃砲 古式銃 堺筒 江戸時代 徳川家康
堺筒名門の火縄銃 芝辻傳左衛門 【種別】火縄式銃砲
【銘】芝辻傳左衛門
【長さ】122.5cm
【銃身長】90.7cm
【口径】1.3cm
【登録記号番号】大阪第120019号 平成16年9月24日交付(照会済)
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この火縄銃は銃身に芝辻傳左衛門と銘があります。火縄銃は紀州根来西坂本の
芝辻清右衛門が天文十四年に種子島より持ち帰られた火縄銃を手本として、複製した
ことが始まりと言われています。これにより根来に鉄砲鍛冶集団が現れ、清右衛門が
後に大坂堺に移ったことから同地が火縄銃の一大生産地となります。また芝辻一門は
徳川家康の命を受け二年がかりで大筒砲を完成させ、大坂の陣で使用されたことが
知られる堺筒の名門です。
本作は銃身に秋草と小槌が銀象嵌され、銃床にも真鍮飾り金具が施されています。
現状、カラクリが可動せず、さく杖が欠損しています。銃身の尾栓は回ります。また台木に
がたつきと割れが見られます。しかしながら名門、芝辻傳左衛門の火縄銃、なかなか渋い
出来です。お部屋のインテリアに、コレクションにいかがでしょうか。
尚、本作は委託出品となりますので、入札額があまりに低い場合はやむを得ず出品を
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