奉納刀《伯耆守正幸 造剣若干神在比口 /寛政二年亥二月》丁子乱


奉納刀《伯耆守正幸 造剣若干神在比口 /寛政二年亥二月》丁子乱



刀 伯耆守平朝臣正幸
造剣若干神在比口
寛政二年亥二月 の出品です。
※正幸
伯耆守正幸は享保十八年(1733年)、
二代正良(伊地知正良)の子に生まれ、
伊地知右衛門といい、父 正良に鍛刀を
学び、九州波平伝と相州伝を習得する。
初二代を超える才を持ち、1784年には
薩摩藩工に命じられ、寛政元年に
伯耆守を受領し、正良の名を子に
譲り、自らは正幸と改めました。
新々刀薩摩鍛冶の中で、奥大和守元平と
共に双璧とされ、技量優れ名工の誉れ
高く、重要刀剣指定もあります。
※本作は奉納刀と伝わる刀で、
銘も長銘 年期入りで資料としても
おもしろいです。錆身を差し込み研ぎし
見事な丁子乱れ刃が出ました。
本研磨にかけますと、沸のつく


奉納刀《伯耆守正幸 造剣若干神在比口 /寛政二年亥二月》丁子乱