売切り 日本刀剣保存会鑑定 銀金具拵え☆伝 相州冬廣☆皆焼仕立
評価が0の方は必ず質問欄より連絡を下さい。
連絡が無いまま入札をしますと入札拒否とさせていただきます。
最落無しの完全売切りです。登録証は確認済みです。
日本刀剣保存会より銀皆金具拵えの鑑定を頂いています。
鑑定書は届き次第エクスパックにて発送します。
残念ながら刀身は化粧砥をしないで審査に出しましたので不良となりましたが、
審査員の方に仕上げ研ぎをすると合格の保証を頂いています。
詳細画像で平地の部分が白く傷のように見えていますが傷ではなく鍛え肌のハレーションです。
刀剣の価値を損なう刃切れ、鍛え割れ、ふくれ、しなえ等がありましたら必ず明記します。
今回の刀身はやや古砥状態でしたので簡単な砥に出していました。やはり皆焼きが出ました。
拵えの頭、縁、目釘周り全て和銀仕立てで、鞘の鯉口、瓢箪図柄、返角、鞘尻全て和銀です。
鞘には錦の蔦図柄が巻かれ、拵えだけでもかなりのものです。
刀身は脇差しを仕立て直して短刀に造り変えています。
刃紋は鎬まで掛かる刃紋と飛び焼きの刃紋から、相州冬廣の作刀と見ました。
冬廣は室町時代前期に活躍した相州広次の子と云われ、華やかな作域を魅せる相州本流の鍛冶として栄え、
室町時代初中期に活躍し非凡なる作刀を遺しています。
本作は生ぶ茎で焼刃の頂天は鎬筋に届く程の華やかな大互の目乱となり(皆焼き)、
小沸え深い刃中に砂流し金筋現れています。
冬廣の相州伝の華やかな作域は同時代に於いては第一人者として賞美され、