日本刀 稀少刀 薫山鞘書 室町時代文明 備前長船助定(祐定別人)
【刀 身】登録:東京都教育委員会 昭和33年9月4日交付 95962号鑑定:本間薫山鞘書状態:研磨充分、白鞘、銀ハバキ 附帯時代:室町時代種別:刀刃長:六十九・一センチメートル有之反り:二・二センチメートル有之表銘:備前長船助定目釘穴:壱個(産)元幅:三・一〇センチメートル有之元重:〇・五八センチメートル有之先幅:一・八三センチメートル有之先重:〇・三八センチメートル有之作風:鎬造、庵棟、板目に杢交じる刃紋:直ぐ刃働き盛んに入る帽子:先掃きかけ中心:茎産【特 徴】
現存極めて珍しい備前長船助定の正真作の御紹介で御座います。本工助定は刀の需要が最も高まり長船派が繁栄の極みに至った室町時代文明頃の備前国長船派の刀工で銘は代々の「助」の字を用い「助定」と名乗りました。すけさだと言えば名刀の代名詞「祐定」が有名ですが本工は読み方こそ同じなれど全くの別人と観られます。本作板目肌良く詰み備前刀独特の潤いのある地金で杢交じり焼き刃は直ぐ刃紋刃中働き激しく変化し大変物切れしそうな一振りで御座います。古刀研究の権威であった号「薫山(くんざん)」こと本間順治博士(1904年4月16日~1991年8月29日)の鞘書が附帯しておりますが経年の擦れにて判読が難しくなっております。同工は長船鍛冶の中でも作刀数が極めて少なく小生も初見の一作となっております。※御入札に際しての御注意:貴重な文化財として保存出来る御方のみ御参加下さい。金策の為必ず売り切ります。落札者様は落札して購入後「銃砲刀剣類所持等取締法」にもとづき都道府県の教育委員会に所有者変更の届出が必要です。xvpbvx