サンスイ JBL SP-LE8T ウエスタン ブラックジャケット チューン


サンスイ JBL SP-LE8T ウエスタン ブラックジャケット チューン


JBLのLE8Tと言うとどんなオーディオマニアも「一目置く」銘機中の銘機です。
このアルニコ フルレンジのLE8Tを搭載し、エンクロージャーはサンスイ様が独自に作成したシグネチャー モデル JBL SANSUI SP-LE8T ウエスタン ブラックジャケット ケーブル チューニングバージョン メンテナンス済 1ペア 良品の出品です。
LE8Tは20センチのシングルコーンスピーカーなのですが、これが下手な2WAYや3WAYを簡単に蹴飛ばしてしまうのです。
いや、場合によっては大掛かりなマルチアンプシステムさえバランスや定位の点で凌駕すると言われて居ります。
このLE8Tというユニットは単独で販売されて居り、マニアはこれを買い求めてエンクロージャーを自作してスピーカーシステムを作ったものです。
インピーダンスは8Ω、出力音圧は89dB/Wという使いやすいスピーカーでしたがなかなか奥の深いユニットです。
もちろんマグネットはアルニコで、磁束密度は8500G。
そのLE8Tが檜組格子の美しい SANSUI キャビネットに入ったのがこのSP-LE8Tです。
お見逃しの無いように願います。
LE8Tは発売以来長きに亘って銘機の名前を欲しいままにした20センチシングルコーンスピーカーです。
釣りの方では「鮒(フナ)に始まって鮒に終わる」という言葉があるそうですが、まさに「オーディオはLE8Tに始まってLE8Tに終わる」とも言えるような存在です。
このシステムは当時(1966年)JBLの輸入代理店であったサンスイが発売しました。
この前の年、サンスイはセパレートステレオ(スピーカー2つとセンターボックスの3点に分かれる床置き型)のスピーカーに組格子を採用。
これが大ヒットとなりました。
そして翌年サンスイはベストセラーとなったSP-100、SP-200と共にSP-LE8Tを販売したのです。
いかにも日本の工芸品という感じの組格子はサンスイの「顔」となり、国内はもちろん外国にまで有名になりましたが本当のルーツはJBLのオリンパスです。
なおSP-LE8Tはサンスイが発売した国内用モデルですが、JBLからもC-53という名前でLE8T用のエンクロージャーが発売されていたはずです。
鮒釣りの話では有りませんが、本機は初心者の方から超ベテランの方まで広くお薦め致します。
お使いになる方のレベルに応じて、必ずや学ぶ点が多々あると思います。


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