真作保証 増田誠10号最高傑作 名鑑400万パリ市買上画家見事


真作保証 増田誠10号最高傑作 名鑑400万パリ市買上画家見事



私共が以前、出品致しました作品が「開運!なんでも鑑定団」に登場し、450万円という高額のハンマープライスを記録致しました(ヤフオクでの落札のなんと5倍以上)。同番組でもネットオークションについて触れられておりました。私共が出品致しました作品が同番組で取り上げられるのはこれで2回目です(前回は8倍の600万円のハンマープライス)。また、先日出品致しました作品が美術館に所蔵されました。今後とも素晴らしい作品を出品致しますのでご期待ください。(出品中の画家とは別の画家の作品です。)先日、以前私共が出品致しました西村計雄画伯の作品が、ご遺族が運営されています美術館に所蔵されました。同作は、異国の地パリで画伯が初めての個展を開催した際に出品された作品で、美術館には下絵とポスターしか残っておらず、まさに幻の一枚でした(私共でもかなり初期の貴重な作品と推定しましたが、まさかこれほど歴史的な個展に出品された作品とは夢にも思いませんでした)。ご遺族も作品に対面し大変感激されておりました。お近くにお越しの際は、画伯のアトリエも大切に残されております美術館に是非お立ち寄りください。美術館の詳細をご覧になりたい方はここをクリック最近、購入意志のない落札、いやがらせを目的とした評価が多発しております。新規および過去に取り引きのない方は、入札を取り消させて頂く場合がございます。参加ご希望の方は、ご連絡下さい。オークション終了後、弊社からは取引ナビより連作させて頂いております。それ以外からメールを送信することはございませんのでご注意ください。作家評価:2014年美術年鑑 10号=400万円(物故洋画家)コラージュを施すなど増田誠に風景画の中でも傑作の一枚です。25才で終戦を迎え除隊し、30才で本格的な画業に打ち込み、35才で初めて世界を知り、37才で渡仏した増田誠の経歴を年齢で追うと、短期間で絵画を会得した事実が明確になります。彼がパリのサロンで高い評価を受けるようになったのは、45才のときル・サロン展で金賞を獲得した頃ですが、渡仏後すぐに国際展でグランプリを受賞し、その後も順調に銅賞、銀賞を授与されていた実力からすると、それはごく自然の流れの結果でした。
渡仏当時、フランスを中心にヨーロッパに吹き荒れた抽象的なアンフォルメルに全く影響されることなく、独自の道を歩んだのは、その経歴によると思われます。正規の美術教育を受けず、日本の洋画壇で僅かな年月を過ごしただけでパリに渡った彼の感性に、日本洋画が入り込む余地はなく、同時に、アンフォルメルも新具象主義も受け入れ得なかったのです。田舎の看板屋が一念発起して渡仏し、絶え間ない努力の末に辿りついた画境は、市井の大衆像を類を見ない芸術に昇華させることに成功しました。
’60年(40才)以降、徐々に人物をモチーフの中心に据えるようになった作品は、サロンでは評価されたものの日本ではあまり売れず、「水の増田」の異名を取り、オンフルール港などを描いた風景が注目されていました。しかし、ル・サロン展という最高の権威と350年の歴史を誇る国際公募展で最高賞を受賞すると、誰も真似のできない画風に注目が集まりました(受賞作は風景) その後、経済的な拘束から開放されると、様々な手法を試みながら自由な発想で、パリの景観や人物を描きました。そのエネルギーに満ちた作風は、独特の線と堅牢なマチエルから発せられ、奔放な線の乱舞と重厚な色彩が織り成す絵画は、パリのエスプリにあふれ、見る者の心を射抜きます。
この作品も、増田の代表作ともいえる名品でパリと思われる街角の情景を描いた、納得の最高傑作です。’65年にル・サロン展で金賞を受賞した「パリ中央市場」から進化したこの画風は、一目でこの画家のそれと分かる色合いと、洗練された街並みを捉えた表現方法に、非常に優れた点を見出すことができます。何よりも本作で最も目を引くのが、壁に貼られたポスターです。演劇、演奏会、展覧会しかり、広告文字のリズミカルな形態や鮮やかな色彩には、モダンなパリのエスプリが漂い、この街の文化の鼓動のように画面に現われています。多くのアーティストを惹き付けて止まない芸術の都と、そこを舞台に人生を捧げた画家たちへのオマージュに満ちた傑作です。パリの風物や水辺の光景を卓越したデッサン力で描き、国際的に高い評価を集めた増田誠。1920年(大正9年)山梨県出身の画伯は、終戦後に北海道へ移住し、農業や看板業を営みながら独学で絵画を学びました。そして、’50年に一線美術会を創立した上野山清貢に出会い師事すると、’52年から一線美術展に出品を始め、’53年同展で森永賞を受賞して会員となり、その後も奨励賞、M氏賞と受賞を重ね、’57年には同会委員に抜擢されました。国内で瞬く間に頭角を表わした彼の目は、すぐに海外に向けられ、’55年上野山に随行して世界一周の旅に出ると渡仏を決意、’57年には全ての家財を売り払いパリに渡りました。翌年、サロン・デ・アンデパンダン、サロン・ドートンヌに出品すると、水を得た魚のように躍進し、目の肥えた当地の洋画ファンから喝采を浴びました。’60年代のフランス画壇での活躍は枚挙にいとまがありませんが、’60年シェルブール国際展グランプリ、’61年モナコ国際展ボジオ賞、’63年ル・サロン銀賞、’65年ル・サロン金賞など、国際的に認知されている賞を次々に獲得、サロン・ドートンヌ、ル・サロン、サロン・デ・アンデパンダン、フランス美術家連盟など、パリの主要展覧会の会員に推挙されました。’70年代になるとサロン・ナショナル・デボザールやジョヴィシー国際展で審査員を務めるまでに至り、当地で確固たる地位を築きました。また、’61年以降、フランス各地で個展が開催され、その出品作の多くがパリ市に買上げられましたが、活躍の場は当地に留まらず、ジュネーブ、ロンドン、ニューヨークなど欧米各地で個展が開催されました。日本では、’70年から小田急百貨店で毎年のように個展が開催され、世界で認められた在仏画家として歓迎と賞賛で迎えられ、絶大な人気を博しました。晩年は、ルオーを彷彿とさせる聖書と神話をテーマにした石版画や、南仏の明るい風景画を描き、新たな画境を展開しましたが、’89年、惜しまれながら69歳で他界しました。没後、出身地の山梨県都留市に増田誠美術館が開設された他、その作品はパリ市近代美術館、北海道立近代美術館、山梨県立美術館などに収蔵されています。 詳細画家:増田誠タイトル:風景技法:キャンバスに油彩画面サイズ:F10号額サイズ:65x73cmサイン:左下にサイン 作品コンディション:概ね良好(微細なヒビ等あります)増田 誠 (ますだ まこと)1920年 山梨県出身1941年 徴兵入隊1945年 終戦後に北海道入植1950年 上野山清貢に師事1952年 一線美術展出品1953年 一線美術展森永賞受賞     一線美術展会員に推挙1955年 上野山に同行し、世界一周旅行1956年 一線美術展奨励賞受賞1957年 一線美術展M氏賞受賞    一線美術展委員に推挙    渡仏1958年 サロン・デ・アンデパンダン出品(以降出品)    サロン・ドートンヌ出品(以降毎年)1959年 個展開催(オリエンタル中村百貨展)1960年 ポントワーズ芸術会員に推挙    ビルヌーブ・スール・ロト市展グランプリ受賞    シェルブール国際展グランプリ受賞    「現代大家と新進作家展」招待出品(パリ近代美術館)    サロン・ドートンヌ出品作をパリ市買上げ1961年 個展開催(東京・白木屋、釧路・丸三デパート)        モナコ国際展ボジオ賞受賞    個展開催(パリ、モランタン画廊、~’64年毎年開催)1962年 サロン・ナショナル・デ・ボザール出品作をパリ市買上げ    個展開催(南仏・ジャック・マルタン画廊、他)1963年 ル・サロン銀賞受賞    サロン・ドートンヌ会員に推挙1964年 ジョヴィシー市国際展名誉賞受賞    個展開催(スイス、テアトル画廊)1965年 サロン・ナショナル・デボザール会員に推挙    ル・サロン金賞受賞(以降、ル・サロン無審査)    ラ・ソシェテ・デ・アミ・ド・コンフランス月桂樹賞受賞1966年 個展開催(ロンドン、ファースト・アンド・リート画廊)    ル・サロン出品作をアメリカ大使館買上げ1967年 ル・サロン・インターナショナル・パリ・スード展ゴーギャン賞受賞    個展開催(ニューヨーク・ハレル画廊)1968年 ジャック・マルタン画廊に作品常設展示    個展開催(シェルプール、カジノ画廊)1970年 一線美術展20周年記念グランプリ受賞    ル・サロン・インターナショナル・パリ・スード展金賞受賞    個展開催(小田急百貨店、~’84年まで毎年開催)    富士吉田市市民会館壁画制作1971年 ル・サロン・ド・マルヌ県展招待出品、県庁作品買上げ1973年 サロン・ナショナル・デ・ボザール審査員に就任    ジョヴィシー国際展審査員に就任1976年 ヒューマニテード・フランス銀賞受賞    「在パリ20周年記念展」開催(小田急百貨店)1979年 サロン・ナショナル・デ・ボザールGILLOT DARD賞受賞1980年 画集刊行「増田誠画集」(美術出版デザインセンター)1989年 没(享年69歳)   1992年 山梨県都留市ふるさと会館に増田誠美術館開設2001年 増田誠 -墨彩画の魅力(都留市ふるさと会館)2004年 増田誠画伯作品とモチーフ展(増田誠美術館)所蔵、パリ市近代美術館、北海道立近代美術館、北海道立函館美術館   北海道立帯広美術館、山梨県立美術館、佐久市立近代美術館   河口湖美術館、町田市立国際版画美術館、増田誠美術館、他
オークション終了後「取引ナビ」にてご連絡致します。24時間以内にご返信、5日以内にご入金お願い申し上げます。落札金額のみで、消費税は頂きません。着払いを予定しておりますので、落札金額・振込手数料をご負担下さい。配送は作品の大きさ等の都合により私共指定の配送業者になります。本作品は真作ですので、落札後のお問い合わせご質問はご遠慮ください。貴重な作品ですので、オークション終了直前でも、出品取り消しにする場合がございます、御了承下さい。作品保証期間2ヶ月となっております。何かございましたら出品中にご質問ください。梱包は箱のないものは、エアパッキンを巻きダンボールで補強致します。また、画像はデジカメの種類・撮影状況・パソコンの環境・トリミングなどにより現物とそっくりそのままではございませんのでご了承ください。神経質な方のご入札はご遠慮ください。また、額のコンディションに関しましては個別に明記致しません。新作ではありませんし、額に関しては難がある場合があるとご了承ください。また、マット部分の対比が実物と変わりますことをご了承ください。■新規で入札ご希望の方は事前に質問コーナーよりご連絡先等お知らせください。いたずら入札を防ぐためですのでご理解お願い致します。■販売しているのは絵画そのものです。額・箱(箱付の場合)は絵を保護するための付属品であり、商品ではございませんので保険適用外となります。配送中に破損等ありましても保険は適応されません。額のイタミが画像上反映されない場合があります。ご了承ください。


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