¥真作保証¥江成一郎10号裸婦☆ルノワール彷彿☆白日会員貴重
◆ルノワールの裸婦を想起させる本作は、透明感のある柔らかな筆遣いが、江成一郎の高い芸術性を雄弁に物語っています。印象派の流れを汲んだ豊かな色感は、この画家の特徴であり、光に満ちた画面は、モデルをミューズの如く華麗に演出しています。鑑賞者を見る眼差しの奥には清らかな精神性が感じられると共に、背景のブラウンにより若々しく健康的な肢体を引立たせています。この裸婦は、画伯ならではの感性によって結実しており、何の衒いもない堂々とした視点で、対象を大胆に切り取った構図に、その成果が現れています。江成一郎 「裸婦」 F10号 額サイズ70×75cm キャンバスに油彩 左下にサイン 作品コンディション概ね良好(作品が制作されてより長い年月の経過した作品ですので必然のイタミ等はあります)裸婦画の巨匠として高名な伊藤清永に師事し、気品ある女性像を描いた江成一郎。1927年(昭和2年)東京都出身の画伯は、’70年寛永寺美術研究所を修了し、’72年白日展に初出品してO氏賞を受賞、白日会会友に推挙されました。’74年からは日展と日洋展に出品を始め、入選を重ねた後に会友に推挙され、’78年第1回現代の裸婦展で奨励賞を受賞しました。下町育ちの画伯は、上野の寛永寺橋の近くにアトリエを構え、日動画廊などで多くの個展を開催し、太陽展や日動展でも発表を続けました。画風は、文化勲章受章者で白日会の代表であった師・清永と、その兄弟弟子に当たる中山忠彦の影響を感じさせ、裸婦を中心に人物画を制作しました。1927年 東京都出身
伊藤清永に師事
1970年 寛永寺美術研究所修了
1972年 白日展初出品O氏賞受賞
白日会会友に推挙
1974年 日展初出品初入選(以降、入選)
日洋展出品
1978年 第1回現代の裸婦展奨励賞受賞
1979年 白日会会員に推挙
1980年 個展開催(日動画廊、以降個展多数)
日展会友に推挙
ソビエト連邦招待出品
1995年 没(享年68歳)
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