¥真作保証¥高畠達四郎6号伊豆☆名鑑1千万高島屋展覧会出品作


¥真作保証¥高畠達四郎6号伊豆☆名鑑1千万高島屋展覧会出品作



◆美術名鑑前では1号あたり170万円という評価を得ています。6号サイズなので1,020万円となります。 ◆本作は、高島屋展覧会出品作品です。◆画伯が描く伊豆の風景は、懐かしい昭和の香りが漂い、ノスタルジックな感傷を呼び起こします。家々が並ぶ残る街並みは、素朴なフォルムと大らかなタッチで写し取られ、平穏で長閑な時間の流れまでもが伝わってきます。抑えた色調は、画伯のプリミティブな筆致と相まって、味わい深いニュアンスを作り出し、部分的に使われた白が効果的なアクセントになっています。高畠達四郎は、林武や三岸好太郎らと共に新時代の美術を確立することを掲げた独立美術協会の創立に参加し、日本独自の油彩画の発展に尽力しました。既存の価値観に捕らわないその姿勢は、自由な発想を重んじた奔放で親しみやすい画風を創造しました。本作にも、画伯の特徴である明るく朗らかな気質がよく表れており、イメージを具現化した素朴でヒューマンな感性に溢れています。高畠達四郎 「伊豆」 F6号 額サイズ56×65cm キャンバスに油彩 左下にサイン 裏にタイトル・サイン・高島屋シール 作品コンディション概ね良好素朴な味わいを持つ独特の風景画で親しまれた高畠達四郎。1895年(明治28年)東京都出身の画伯は、1916年慶應義塾大学を中退、本郷洋画研究所で岡田三郎助に師事し、本格的な画家を目指しました。そして、’19年光風会展に初入選、’21年帝展で初入選を果たすと渡仏し、翌年からパリに滞在、アカデミー・ランソンに学び、藤田嗣治らと交流しながら、サロン・ドートンヌ、サロン・デ・アンデパンダン展に出品をしました。帰国後は梅原龍三郎の勧めで一時国画展に出品するも、’30年には林武、三岸好太郎らの新進気鋭の画家たちと共に、新時代の美術を確立することを掲げた独立美術協会の創立に参加し、以降は同会の発展に尽力しました。さらに、’51年毎日美術賞、’55年国際美術展佳作賞などを受賞、’64年から武蔵野美術大学教授を務め、後進の指導にも優れた能力を発揮しました。また、’53年以降はたびたび渡欧し、カンヌやニースなどの南フランスを描きましたが、その風景はどこまでも素朴にして、詩情味にあふれていました。作品は、東京国立近代美術館、茨城県近代美術館、群馬県立近代美術館など各地の美術館に所蔵されています。1895年 東京都出身
1916年 慶應義塾大学中退
      本郷洋画研究所で岡田三郎助に師事
1919年 光風会展に初入選
1921年 帝展に初入選
1922年 渡仏しパリに滞在、アカデミー・ランソンに学ぶ
      サロン・ドートンヌ、サロン・デ・ザンデパンダンに出品
1928年 フランスから帰国
1929年 梅原龍三郎の進めで国画会展出品
      国画会会友に推挙
1930年 国画会会員に推挙されるも退会
      里見勝蔵、林武、三岸好太郎、川口軌外らと独立美術協会創立に参加
1943年 画集刊行「高畠達四郎」画集(美術工芸会)
1951年 毎日美術賞受賞
      回顧展開催(日本橋高島屋)
1953年 以降度々渡欧し、南フランスの風景画を描く
1955年 日本国際美術展で佳作賞受賞(毎日新聞社主催)
1961年 小林和作・鈴木信太郎・高畠達四郎・鍋井克之4人展(梅田画廊)
1964年 武蔵野美術大学教授に就任
1966年 「高畠達四郎・岡鹿之助展」開催(神奈川県立近代美術館)


¥真作保証¥高畠達四郎6号伊豆☆名鑑1千万高島屋展覧会出品作