超優秀現代刀肥前國住一吉作
超優秀現代刀肥前國住一吉作
71.2ｃｍ（2尺3寸5分)
1.8ｃｍ
１個
3.15ｃｍ
2.4ｃｍ
6.7ｍｍ
5.0ｍｍ
銘文表：丙子年二月（平成８年）
裏：肥前國住一吉作
平成８年佐賀県登録
一吉刀匠は、本名を中尾一吉といい、昭和14年佐賀県の生まれである。系譜は、堀井俊秀→中尾忠次→本人となり、父の中尾忠次は戦時中、かの山本五十六の刀を鍛えたことで有名である。
優秀賞２回、奨励賞２回、努力賞４回他多数の受賞歴に輝く九州現代刀工の一方の雄である。
本刀は、美術刀剣として製作されたものであり、居合刀とは完全に一線を画す。長さ身幅十分にして、地鉄は緻密な小糠肌の中にも古風な流れこころあり、刃は３代陸奥守に見紛うような匂深い互の目で帽子は掃きかけて焼詰め風となる。
白鞘は新調品、刀身は新たに研ぎ直しをかけたもので、研ぎの質も極めてよい。茎の鑢目も常のものより一段と丁寧に切られており、この刀の完成度のほどがうかがえるものである。
刀剣オ－クションファンの皆様及び現代刀ファンの皆様、、是非このような優秀なお刀をお求めください。所持者が亡くなり遺族からの委託品ですが、所持者は晩年はまったくお刀の手入れが出来ない健康状態だったとのことで、お預かりしたときは錆びがありましたので、藤代当代一流の研ぎをしています。研ぎ代だけでもそうとうのコストをかけましたが、ご遺族より次世代につなげたいとの意向でよほど低調でない限り、売り切る許可をいただいておりますので、皆様ふるってのご入札お待ち申し上げます。
本刀を落札された方は20日以内に所有者変更を行って下さい。 尚、新規の方は質問欄より必ず入札（落札した場合のご購入）の ご意志連絡下さい。連絡無き入札はただちに取り消しします。xvpbvx