オルセー美術館蔵GERVEX美人画 10号/真作保証Benezit/Christie’s
※額付のままの撮影時は、アクリル板が入ったままなので反射を避けて撮ったため少し暗く写ってしまいました。
実際の色合いはもっと明るくなります。
キャンバス本体のみの撮影または、接写画像を基本としてご覧下さいませ。
春の訪れを歓ぶミューズ(ギリシャ神話の女神)の姿を重ねて描いた清心の女性像。
匂う花を愛でて微笑む金髪・碧眼・柔肌の若さ溢れる美しさが、一緒に香ってくるほどに描かれた傑作です。
◆Henri GERVEX(1852-1929 フランス・モンマルトル)
エコール・デ・ボザール・パリ修
アレクサンドル・カバネルに師事
1873年 リュクサンブール美術館(Mus’ee du Luxembourg) 銀メダル受賞(作品は、パリ市買上となる)
1876年 印象派のエドゥアール・マネと知り合い、影響を受ける。
1886年 エミール・ゾラの小説『ナナ』の女優ナナを描く、ゾラにより公開される。
1889年 フランス国家が贈るもっとも栄誉あるレジオン・ドヌール勲章のオフィシエ(将校章)を授章。
1895年 Societe Nationale des Beaux-arts(フランス国立美術協会)審査委員会の副会長に選出される。
1913年 Societe des pastellistes(パステル画家協会)会長に就任。
1925年 ブリュッセル美術館からの推薦によりベルギー王立アカデミーの準会員に推挙される。
※アカデミー・デ・ボザール正会員(Academiede Beaux-Arts) = フランスに五つあるアカデミーのひとつであるフランス学士院~日本で云えば芸術院にあたる。
【主な作品収蔵の美術館】
オルセー美術館(フランス)
『マドモアゼルの肖像 Valtesse de La Biqne』
『ローラ』