短筒 本来無一物 火縄銃 火縄式銃砲 古式銃 銀象嵌 完品 稀少
本来無一物の短筒 火縄式銃砲(無銘) 【種別】火縄式銃砲
【銘】無銘
【長さ】46.4cm
【銃身長】27.7cm
【口径】1.3cm
【登録記号番号】宮崎第20589号 昭和48年8月23日交付(照会済)
ご覧頂きありがとうございます。
この火縄銃は無銘ですが、種類は短筒と呼ばれるものです。短筒は片手で撃てる
タイプのもので稀少です。本作は作風より、幕末から現代にかけて欧米に日本文化を
紹介する工芸品として輸出目的で作られたものではないかと思われます。銃身には
注文主か作者のスローガンとして本来無一物と銀象嵌が施されています。本来無一物とは、
仏語であり、禅宗において事物はすべて本来空(くう)であるから、執着すべきものは何一つ
ないということを意味します。武器を超越した何かを見出そうとしたのでしょうか意味深いものです。
また本作の状態は良好です。先日、火縄銃の詳しい方に修理してもらっているのでカラクリも作動し、
ほぼ完品と思います。銀象嵌のなかなか渋い出来です。お部屋に飾って頂くインテリアに、
また古式銃のコレクションにいかがでしょうか。
尚、本作は委託出品となりますので、入札額があまりに低い場合はやむを得ず出品を
急遽取り消す場合がございますことをご了承の上、入札お願い申し上げます。
また、ご不明な点は出来る限り回答致しますので落札後のクレーム、返品はお受けできません。
本作は数十年から数百年の歴史あるもので無傷無欠点ではございません。