【真作】満谷国四郎 油彩画50号 昭和の巨匠 東美鑑定付 最高傑作
★満谷 国四郎(みつたに くにしろう) 満谷国四郎(1874-1936)は、現在の岡山県総社市に生まれました。
尋常中学校(現在の高等学校)在学中に画才を認められ、17歳のときに、画家をこころざして上京しました。
上京後、五姓田芳柳、ついで、洋画家の小山正太郎主宰の不同舎でまなびます。ここで彼は、写実的な画風を身につけます。
1898(明治31)年、満谷が24歳のとき、明治美術会10周年記念展に出品した作品が、宮内庁買上げとなります。
1900~1901(明治33~34)年には、初めての西欧旅行に出かけます。そして帰国後、明治美術会の後身となる太平洋画会を結成しました。
満谷はその後、文展の審査員になるなど、社会的にも認められるようになってゆきました。
しかし、それに飽き足らなかった彼は、1911~1913(明治44~大正2)年に、大原孫三郎の援助でフランス留学をおこないました。
その間に、ルノワール、セザンヌなどの影響をうけ、それまでの写実的な画風から、装飾的な線や色を重視した画風へと転じます。
1923(大正12)年からは、数度にわたって中国に旅行し、日本的な伝統美を意識した作風を深めてゆきました。
晩年は対象の平面的処理と豊かな色彩により装飾性の強い画風を確立しました。
帝国美術院会員。昭和11年(1936)歿、63才。 ★画 家:満谷国四郎
★タイトル:「奈良」
★技 法:キャンバスに油彩
★作品サイズ:50号、画寸116.5×91cm
★額装サイズ:133.8×107.7cm
★サイン:右下にサイン、制作年、裏に署名・制作年
★備 考:東京美術倶楽部鑑定委員会鑑定証書付
★作品状態:90年前の作品ですので、経年劣化はありますが、鑑賞には問題ない程度と思われます
★真作保証します
★評価額:美術年鑑物故洋画家1号=150万円、50号=7500万円