¥真作保証¥佐藤泰生15号日動画廊取扱作品☆名鑑480万傑作
◆美術名鑑では1号あたり32万円という評価を得ています。15号サイズなので480万円となります。 ◆本作は、日動画廊取り扱い作品です。 ◆柔らかな色彩と軽妙なタッチで、謎めいたモティーフが共存するミステリアスな場面が展開されています。何事かささやく女と振り返る猫、そして奥行きを演出する観葉植物が、いずれも頬杖をつく女性に視線を集める効果を担い、彼女が主役であることを物語りますが、その瞳は涼しげで淡々とした面持ちでこちらを見つめています。正面と横顔、沈黙と会話といったように、二人のモデルはそれぞれ正反対の特長で描かれており、空間は豊かな象徴性に満たされています。また、薄い色を幾重にも重ねたマチエールは、透明感にあふれ清爽な印象を与えると共に、乾いたストロークは、背景に塗壁を思わせる硬質な起伏を表出させるなど、常に新しい油絵の可能性に挑戦し続ける佐藤泰生ならではの斬新な感覚が随所に見られます。佐藤泰生 「室内」 F15号 額サイズ81×72cm キャンバスに油彩 左下にサイン 裏に日動画廊管理番号シール 作品コンディション概ね良好洗練された多彩な感性で夢想的な世界を操る佐藤泰生。1945年(昭和20年)大連出身の画伯は、東京藝術大学で小磯良平に学び、大橋賞を受賞して大学院に進学し、フランス政府給費留学生として渡仏する’73年まで同校で助手を務めました。その間、’70年に新制作展で新作家賞を受賞し、’71年には現代日本美術展に入選、’77年には昭和会展で昭和会賞、’81年セントラル美術館油絵大賞展で優秀賞に輝きました。現在は、日動画廊などの個展を中心に作品を発表する傍ら、和光大学教授や新制作協会の中心メンバーとして活躍しています。画伯の手掛ける絵画は人物、風景、静物と幅広く、その他にもガラス絵、屏風絵、コラージュにオブジェと表現方法も多岐に渡り、非常に才能に恵まれた芸術家です。その視野の広さは無限の可能性を感じさせ、優れた色彩感覚と精密な構成力により、質の高い作品を生み出しています。また、活躍の場は国内に留まらず、世界各地の個展や国際展覧会で高い評価を受けています。1945年 満州・大連出身
1967年 東京芸術大学油絵科卒業(小磯教室)、大橋賞受賞
1969年 東京芸術大学大学院修了、同大学油画科の助手を務める(~73年)
1970年 新制作展新作家賞(同79年、以降毎回出品)
1971年 現代日本美術展入選
1972年 ジャパン・アートフェスティバル展、 国際形象展(以降出品)
1973年 仏政府給費留学生としてフランス留学(~78年)
1974年 新鋭選抜展出品
1976年 個展『滞欧作品展』開催(日本橋高島屋、パリ/パッスレル・サンルイ画廊)
1977年 昭和会展昭和会賞受賞
1978年 個展開催(銀座・日動サロン)
1979年 新制作展新作家賞受賞、安井賞展出品(同80~83年)
1980年 新制作協会会員
1981年 東京セントラル美術館油絵大賞展優秀賞受賞
1984年 個展開催(日動サロン、日動画廊本店、名古屋日動画廊)
1985年 国際美術フェア出品(スイス)
1987年 バーゼル・アート・エキスポ出品
ニュ―ヨ―ク取材旅行
1989年 ギリシア、ロ―マ取材旅行
個展開催(日動画廊本店、名古屋日動画廊)