1円~レア1817年ブラジル金貨 DOM JOANラストイヤー
xvpbvx 国 ブラジル(ポルトガル領) 年代 1817 品位
グレード
.917 素材 金(4千ヘイス) サイズ 直径30mm 重さ8.68grams 発行枚数 不明 その他 Obverse Lettering:
JOANNES·D·G·PORT·ET·ALG·P·REGENS·
4000
Reverse Lettering:
Cross of Christus
·ET·BRASILIÆ·DOMINUS·ANNO··1817·
植民地時代初期、ブラジルで使われていた硬貨は臨時的なもので、植民者や侵略者たちの持ち込んだ硬貨、
ブラジル沿海で商売をしていた海賊たちなどが使っていたものであった。
そのため、ポルトガル人が持ち込んだ硬貨が使われるかたわら、いろいろな国からもたらされた硬貨が使われていて、
その価値は硬貨自体に含まれる鉱物の割合で価値を決めていた。 1580年以降イベリア半島の闘争が終焉を迎え一つになろうとしていたころ、プラッタ川での商売が盛んになったことをうけ、
ペルー由来のスペイン銀貨(ヘアイス)がブラジル国内で大多数の割合を占めるようになった。
17世紀末まで、このスペインのへアイスがブラジルの通貨の中で最も有力であった。 ブラジルで流通していたポルトガルの硬貨は、本国で使われていたものと同じで、歴代の王政の下で造られたものだった。
金、銀、銅等の材料で鋳造されており、その時の政治の実権を握っていた王によってそれぞれの硬貨の価値が決められ
、呼び名も、「ポルトゲス」、「クルザード」、「サン・ビセンテ」、「トスタゥン」「ヴィンテン」など、時々の王により変わっていた。
ブラジルの通貨単位である1ヘアウ硬貨は、以前は銅でできていた。 17世紀末の20年間、ブラジルでは硬貨の量が足りなくなり、本国ポルトガルの経済活動に支障をきたし、
大幅な収入減をもたらした。