剛刀 日本刀剣保存会鑑定☆無鑑査刀匠 宮入清平☆93.6センチ
評価が0の方は必ず質問欄より連絡を下さい。
連絡が無いまま入札をしますと入札拒否とさせていただきます。
詳細画像で平地の部分が白く傷のように見えていますが傷ではなく鍛え肌のハレーションです。
刀剣の価値を損なう刃切れ、鍛え割れ、ふくれ、しなえ等がありましたら必ず明記します。
うぶだしです。登録証は確認済みです。
日本刀剣保存会より人間国宝 宮入昭平実弟、無鑑査刀匠 宮入清平による大慶直胤写しの三尺超えの刀剣です。
切っ先は三寸程度あり身幅は39ミリ 元重9.5ミリ 先幅31ミリ 先重は6.5ミリあります。
中茎の仕立て、刃紋、金筋の出来具合から当初大慶直胤の影打ちの奉納刀ではないかと見ていましたが、
日本刀剣保存会に審査に出し、無鑑査刀匠 宮入清平刀匠による大慶尚胤写しと審査員から聞き納得の一振りになりました。
これだけの長刀でありながら反りも深く、かなりの技量が必要とされる事を思えば、
兄弟合作による奉納刀の影打ちの可能性も見逃せません。
清平刀匠は大正十三年五月に国指定重要無形文化財 人間国宝宮入昭平刀匠の弟として長野県に生まれ、
昭和十六年から兄昭平について鍛刀を学び同二十三年に独立。
昭和三十四年には第五回作刀技術発表会に出品して努力賞を受賞。
以後優秀賞 毎日新聞社賞など多くの受賞の栄誉に輝き、平成元年二月より刀銘を清宗と改め、
平成十二年五月には長年の功績を認められ、芸術文化功労賞として長野県知事表彰を受賞しています。
傷気の無い地肌は大板目肌に杢を交えた鍛えに地沸厚く付き、地景細やかに入り、
刃紋は丁字刃紋が見事に表れています。
是非家宝の一振りに加えて下さい。