豪壮幕末勤王刀 新々刀屈指の名工『 伝 左行秀 』 委託品
xayejx・・・ 上記の画像は フォトアップで掲載しました ・・・
とにかく身幅が広い！ 重ねが厚い！ 切先が大きい！
幕末の土佐や薩摩の武士が好んで用いたという勤王刀に姿が酷似しています。
肉も、骨も、鉄でさえもたやすく断ち切ってしまえそうな雰囲気を醸し出しております。
コレクターの方がお亡くなりになられたのでご家族からの委託品となります。コレクターの方は幕末生まれ数多くの武士たちの指料を作刀した新々刀屈指の名工、『 左 行秀 』の刀だと言っていたそうです。
切先の鋭さや豪壮な姿もそうですが、小板目肌の良く詰んで澄んでいる地肌なども美しく確かに力強さと美しさが迫力は伝わってきます。
ハバキも面白く、銀一重のハバキに両面『 獅子 』の躍動感溢れる彫り物が施されており、このハバキにもかなりのこだわりが感じられます。
全体的にはとても綺麗な状態を保っておりますが地の面に一部擦った後が残っており恐らくわずかな薄錆を擦ったのかと思われます。僅かな擦れ傷、小さな刃こぼれ、棟側に錆が見られます。白鞘に僅かな割れがあります。
種別： 刀
長さ： ７１．８ｃｍ
反り： １．７ｃｍ
目くぎ穴： ２個
元幅 ： ３．４５ｃｍ
先幅 ： ２．７５ｃｍ
元重 ： ０．７ｃｍ
先重 ： ０．５ｃｍ
ハバキ ： 銀一重ハバキ（唐獅子彫刻）
登録証銘文 表 無銘
裏
登録証：新潟県教育委員会確認済み