Norman Pimlico イギリス製 鍵巻き 銀無垢 懐中時計 1875年 明治
[商品の紹介] テンプ受けに施された手彫りの彫金が見ごたえのある、とても古いイギリス製の鍵巻きの懐中時計です。
ダイヤルおよびムーブメントにH Norman Pimlicoの銘があります。
[製造年代] 内蓋に彫られた字、および裏蓋のホールマークからく1875年頃製です。
1875年というと明治8年、グラハムベルが電話機を発明した年(1876年)の前年にあたります。
[機械]
・ムーブメント H Norman Pimlico製の11石、18サイズです。
一般的な古い懐中時計は5振動の物が多いですが、この時計はより古い物に見られる特徴である4.5振動(スロートレイン)です。
テンプはモノメタルテンプ。ガンギ歯車との色の違いなどからテン輪は金無垢ではないかと思います。
脱進機はイングリッシュレバー。ガンギの歯がスイスレバー(クラブトゥースレバー)と異なり尖っているのが特徴です。
ブリッジや地板のギルト(梨地の金鍍金)仕上げは見た目の美しさだけでなく、防錆による耐久性向上の役割も果たしています。