WALTHAM 1920年代 デジタルセコンド アンティーク懐中時計 手巻

WALTHAM 1920年代 デジタルセコンド アンティーク懐中時計 手巻



* * * 写真の追加は、無料のオークション支援サイトいめーじあっぷ を利用しました。 * * * "WALTHAM" DIGITAL SECOND [ CAL."RIVERSIDE" ] / U.S.A. 1920′S
‡商品のご紹介‡
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1920年代の《ウォルサム》の懐中時計「リバーサイド」のご紹介です。
【ABOUT BRAND】
ウォルサムはアメリカ最古の時計メーカーとして知られ、アーロン・ラフキン・デニソンを中心に1850年に設立された時計メーカー《デイビス&デニソン》社が実質的なウォルサムの始まり。その後社名を変えながら1906年にウォルサム・ウォッチ・カンパニーとして1958年まで腕時計はもちろん、懐中時計から置き時計に至るまで幅広いジャンルの時計を生産し、米軍へ軍用時計の供給も積極的に行っていました。
「リバーサイド」はウォルサムのムーブメントのグレードの名称。日本の有名な作家川端康成が愛した懐中時計としても知られており、本人も「川(RIVER)」「端(SIDE)」という形で自分の名前が入っていると周囲に自慢していたと言われています。ちなみに”A.W.W.Co.(American Waltham Watch Co.)”とは1885年から用いられたウォルサムの社名。
【DESIGN & FEATURES】
こちらは一見するとオーソドックスな懐中時計ですが、スモールセコンドが秒針ではなく数字とインデックスの回転盤が回るという非常に珍しいデザインが見られる逸品。いわゆるデジタルセコンドとも呼ばれます。文字盤外周のレイルウェイ・インデックスや、独特のアラビア全数字、ツートン文字盤など、幾何学的なデザインが特徴のアール・デコスタイルも、クラシックな良い雰囲気。美しい細身のスペード針はブルースチール製で、こちらもアンティークウォッチならではの優美な仕上がりです。
【MOVEMENT】
ブリッジ全面に施された鱗型の仕上げ(ダマスク模様)が印象的なムーブメントを搭載。当時としては異例な21石もの石数を持つ非常に高級なモデルで、それぞれにゴールドシャトンを装備した豪華な作り。さらに5種の異なる姿勢差で調整を行ったことを示す刻印も見られます。テンプには古い年代の高級機のみに採用された温度補正機構であるバイメタル切りテンプを採用。テンプをよく見ると材質の違う2つの金属の二重構造(バイメタル構造)になっており、さらに切り込みが入っている点が特徴です。
また独特のカーブを描く美しい緩急針は「スワンネック」と呼ばれ、こちらも高級機にしか見られない特殊な装置。一般的な針型よりも精密な微調整が可能で、なおかつバネを利用した構造のため頑丈という特徴があります。
決して誰もが知る有名なブランドではありませんが、スイスを中心に数多くの時計メーカーがその技術を競い、数々の名品が顔を揃えた古き良き時代の良品です。是非。
【商品詳細】
■ブランド名: WALTHAM
■モデル: デジタルセコンド懐中時計
■製造年: 1920年代
■製造国: スイス
■ケース直径: 直径44mm(リューズ含49mm)

WALTHAM 1920年代 デジタルセコンド アンティーク懐中時計 手巻