ILLINOIS 1910′S フルハンターケース アンティーク懐中時計 手巻

ILLINOIS 1910'S フルハンターケース アンティーク懐中時計 手巻



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‡商品のご紹介‡
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1910年代の《イリノイ》の機械式腕時計のご紹介です。
【ABOUT BRAND】
イリノイは1869年にジョン・C・アダムズがイリノイ州スプリングフィールドの発展のため設立した、スプリングフィールド・ウォッチ・カンパニーがその母体となります。高精度の鉄道時計や華麗なアールデコ・スタイルの腕時計で知られますが、大恐慌を契機に財政破綻を起こした結果、1928年にハミルトンに買収された知る人ぞ知るアメリカンウォッチの名門。
【DESIGN & FEATURES】
一般的な12時位置ではなく、3時位置にリューズを持つサイドワインダータイプの懐中時計。風防側にも防護用の蓋を備えた、いわゆる(フル)ハンターケースと呼ばれるタイプになります。風防側の蓋は、リューズを上から押すことでバネの力によって自動的に開く仕組み。ケース全面に施された華麗で細やかな彫刻模様が高級感を演出しています。裏表同様のデザインですが、風防側にはおそらく所有者のイニシャルをかたどったものと思われるモノグラムが加えられています。
文字盤は独特の乳白色が魅力的な、陶板製のポーセリンダイヤル。クラシカルなブルースチールの時分針の深い青が、鮮やかに映えています。アラビア全数字の外周部に、赤字のアラビア数字でミニッツインデックスが配されるレイルロード・ウォッチ(鉄道時計)仕様の文字盤デザインにも、王道感と上質感が感じられます。
【MOVEMENT】
搭載するムーブメントは、15石のハイクオリティモデル。丁寧に磨き上げられた美しいブリッジの仕上げもさることながら、各穴石に備えられるビス止めのゴールドシャトンやブレゲヒゲゼンマイ、さらにバイメタル切りテンプといった超高級技術が備わったハイエンドなディテールは圧巻の一言。
独特のカーブを描く美しい緩急針は「スワンネック」と呼ばれ、こちらも高級機にしか見られない特殊な装置。一般的な針型よりも精密な微調整が可能で、なおかつバネを利用した構造のため頑丈という特徴があり、鉄道時計らしい意匠のひとつです。
当時スイス製を超えると言われた、アメリカンウォッチ全盛期の高いクオリティを味わえる逸品です。是非。
【商品詳細】
■ブランド名: ILLINOIS WATCH CO.
■モデル: フルハンターケース
■製造年: 1910年代
■製造国: 米国
■ケース直径: 直径46mm(リューズ含59mm)

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